自分の好きなテレビ番組、映画、スポーツ、
また政治、社会現象などについて書いて
います。
昨シーズン91敗、借金42という屈辱から
の再建を図る西武が、3軍の夏合宿を計画
していることが14日、分かった。
8月上旬から約2週間の滞在日程で、
北海道・美唄(びばい)市で合宿を行う予定
がほぼ固まった。春季キャンプでも
秋季キャンプでもなく、異例といえる
“プロ野球の夏合宿”を経て、近未来に
ライオンズ黄金時代を取り戻す。
広々とした石狩平野で、生まれたての
獅子たちが感情むき出しで白球を追う。
西武3軍が北海道・美唄市で夏合宿を行う計画が、
ほぼ固まった。すでに年間で50試合近い
試合予定が入っている3軍ながら、
この時期はスケジュールが白紙だった。
そんな真夏を豪快に、北の大地に委ねる。
伝統的なキャンプとは意味合いが違う。
聞き慣れない、プロ野球の夏合宿-。
背景もある。
Jリーグが26年シーズンから「秋春制」に
移行することに伴い、スポーツの夏の
キャンプ地候補として冷涼な北海道が
注目され始めた。 野球界でも東京6大学野球の
慶大が近年、リーグ戦のない8月に旭川市などで
2週間前後のキャンプを行っている。
高校球界では今春センバツ優勝の
横浜(神奈川)が、夏の甲子園に
出場できなかったここ2年間
は紋別市で夏合宿を行った。
西武3軍も今回、美唄と縁が結ばれた。
歴史的大敗がクローズアップされたものの、
西武はもともと過渡期にある。近年、主力打者
のFA流出が相次ぎ、球団は数年前から次代の
主力育成へストーリーを練ってきた。
19年秋には3軍制を導入。育成選手も増え、
現在は28人が在籍する。
今季は青木智史3軍総合コーチ(45)を指揮官に、
元1軍監督の田辺徳雄3軍野手コーチ(58)ら
が親身に寄り添いながら、昨秋ドラフト1位の
斎藤大翔内野手(18)をはじめとした若獅子を
育てている。 技術指導のみならず、定期的に
面談や研修も行われ、今季から
シニアアドバイザー職となった潮崎哲也氏(56)ら
も定期的にチェック。さらには1軍の
西口文也監督(52)も1軍の試合前に3軍戦
を視察するなど、球団を挙げて「再建」
を図っている。
3軍のボトムアップは、獅子復権へのシンボル
の1つといえる。 北海道には独立リーグ球団
もあり、夏合宿中に練習試合を行うことも可能だ。
美唄で美しく熱い汗を流し、時には涙し、
誇り高き強いライオンに育っていく。
【金子真仁】
(4月15日 日刊スポーツ配信一部抜粋より)
今日の日刊スポーツ紙一面でもこの話題を
取り上げている。プロ野球では聞き慣れない
夏合宿。そもそも夏はシーズン真っ只中ではないか。
今年、西武が3軍、新人選手を対象に北海道・
美唄市で夏合宿を行う予定。将来の主力選手を
北の大地で作り上げる目的。昨年、大敗を喫し
ダントツのリーグ最下位となった西武。将来を見据え、
巻き返しを図る。
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