「造花の蜜」

　　　連城三紀彦さんの「造花の蜜」（ハルキ文庫）

　　を読んでいる。「造花の蜜」。発表されたのは

　　２００６年らしい。ここでＷＯＷＷＯＷでドラマ化された。

　　初回は無料放送と、本の帯に宣伝されていたが、

　　見逃してしまった。読んでいて面白い。上巻を読み終え

　　そうである。誘拐された我が子。しかし誘拐された子供

　　は母が誘拐されたと犯人に思い込まされ・・・。

　　本当の母子なのか、事件に関与したと思われる実家の

　　印刷所の従業員は？犯人の目的は？事件につきまとう

　　「蜂」とは？読んでいてゾクゾクする。連城三紀彦さんの

　　サスペンスは珍しいと思って読んでいる。連城さんは大人

　　の恋愛関係を描いた小説が多いような気がする。この辺も

　　含んで読んでみると今後の展開が楽しみだ。買って良かった。

　　昨日、下巻を買った。一軒目の書店では見当たらず、２軒目

　　の書店で購入することができた。一軒目の書店では売り切れ

　　だったのだろう。