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います。
<ソフトバンク0ー6西武>◇4日
◇みずほペイペイドーム
昨季のパ・リーグ王者ソフトバンクが4日、
単独最下位に転落した。西武に今季初勝利
を献上し、シーズン4位に終わった
13年の7月24日以来4272日ぶりの6位に沈んだ。
先発の有原航平投手(32)が4回途中6失点
でKOされ、開幕戦に続いて2試合連続の
背信投球。
打線も今季初の完封負け。試合後に
小久保裕紀監督(53)は
「ロマン砲」リチャード内野手(25)の
2軍降格を明言し、早速テコ入れを図った。
タカ党にとっては、目を覆いたくなる敗戦だった。
エース有原が背信投球の末、今季初の完封負け、
開幕6試合目とはいえ王者が単独最下位に転落。
みずほペイペイドームに限っては開幕4連敗だ。
本拠地で勝率6割9分8厘を誇った昨季とは一転、
今季はいまだ未勝利。悲鳴ばかりがドーム内に
こだました。 有原が誤算だった。4回途中6失点
でKO。
開幕戦の7回7失点に続き、2試合連続でチーム
の期待に背いてしまった。「ちょっと外れすぎている」
と話すフォークがことごとく見切られ、制球も
定まらない。0-0の4回、先頭ネビンへの死球を
皮切りに5安打を浴び、6失点。昨季の最多勝右腕
が今季2敗目、防御率11・32の異常事態だ。
「あそこまで点を取られてしまうとゲームも
決まってしまいますし、中継ぎも含めて
すごく迷惑をかけてしまう。最少失点で
粘れるように次までに調整したい」。有原は冷静
に次を見据えた。 ネビンの次打者セデーニョ
の中前打は、遊撃・川瀬と二塁・牧原大が
見合いするような形になり、外野に抜けた。
小久保監督は「不運な当たりも多かった」と
有原を責めず、1度登板を飛ばすなどの措置
も取らない。
倉野投手チーフコーチも「エースですから。
必ずこの状態を脱してくれると信じている」
と変わらぬ信頼を寄せた。打線は西武今井の前
に10三振で完封負け。0-6の7回1死一、二塁では、
2打席連続三振のリチャードに今季初めて代打
を送った。
指揮官は「リチャードは今日で終わりです。
明日からファームに行ってもらいます」と明言。
開幕スタメン入りも打率9分1厘、リーグワースト
の12三振の不振だった。代わって2軍で
打率2割9分3厘の広瀬隆が昇格する見込みだ。
みずほペイペイドームから約2・5キロ離れた
桜の名所、舞鶴公園では、桜が満開を迎えている。
ホークスの開花はまだか。たかが開幕6試合、
されど開幕6試合。王者が苦しんでいる。
【只松憲】
▼ソフトバンクが敗れ、西武と入れ替わって
単独最下位に転落。ソフトバンクがリーグ6位
になったのは、13年7月24日以来12年ぶり
(4272日ぶり)。
(4月5日 日刊スポーツ配信より)
まだシーズンが始まったばかり。また強い
ソフトバンクに戻ると誰もが思っている。
4272日ぶりの単独最下位。一年は365日
だからと数えてみてもすぐには出てこないほど。
強いイメージしかないソフトバンク。巻き返しは
必ずあると思う。
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